ストラテジックマインド(戦略思考)
ピーター・ドラッカーは「戦略の意思決定において、最も深刻な失敗は間違った答えを出すことではない。本当に危険なのは、問うべき質問が間違っていることである」と言っています。
つまり、戦略思考とは、業務上、部門経営を左右するような大きな意思決定をしなければならないときに、“様々な情報を的確にとらえて”“最適かつ最も効果的であり優先順位の高い戦略とは何か?”という適切な質問ができるかどうかにあります。
戦略的意思決定のポイント
1.情報を読む視点StrategicViewpoint
- 大局的に観る
- 多角的,多面的に見る
- 情報の量と質を問う
- 現状をありのままに診る
- 仮説を立ててみる
2.適切な質問AppropriateQuestion
- 社会的責任は果たせるのか?
- 持続できるのか?
- 計数面はどうなるのか?
- 外部環境はどうなっているのか?
- コアコンピタンスは何か?
- 顧客は満足を得られるのか?
- 社員のモチベーションはあがるのか?
- 全体最適になるか?
- リスクは何か?
- シナジー効果が得られるか?