研修手法6:診断ツール
チェックリスト、質問診断紙等を活用して自己認知を深め、自らの変革ポイントを探るための研修技法です。受講生個々人の問題なので、関心が高くなり、参画意欲があがります。
チェックリストには、良し悪しを判断するものと、良し悪しではなく行動の傾向を見るものがあります。良し悪しを判断する場合、プラスにでた人にとっては、自信になりますが、マイナスになるとネガティブになってしまう可能性もあり注意が必要です。
進め方
必ず診断の前の説明と、診断の読み方、診断後の活用についてきちんと解説することが重要です。あくまでも自己診断ツールなので、他人との比較をしてはいけません。また人事資料に利用しないことも必要です。学術的な理論に裏打ちされた診断の有効性が証明されているものを利用することが望ましいでしょう。研修会社が特に調査や実験もせずに適当に作成している診断もあるので注意が必要です。
診断ツールの例
- 診断TEG(行動特性診断)
- ストレス診断(ストレスチェック)
- EQ診断(感情指数診断)
- DPI診断