社員に求められる3つのスキル
社員に求められる3つのスキルとは、基本スキル、ジョブスキル、マネジメントスキルのことです。ここでいうスキルとは、発揮能力であり、能力を保有しているだけでなく、日常的に能力を使いこなし行動できることを指します。
3つのスキルとは以下のとおりで、階層別に求められるスキルのボリュームが異なります。
1. 基本スキル:全社員がとるべき行動
- 対人対応力(エチケットマナー、ホスピタリティ、コミュニケーション、チームワーク、リーダーシップ)
- 心の持ち方(自己責任、ポジティブ思考、達成意欲、チャレンジ精神、モチベーション)
- ビジネスの基本(整理整頓、報告連絡相談、規律遵守、迅速行動、状況判断)
2. ジョブスキル:担当部門において必要となる業務知識や能力
- 営業部門(営業プロセス管理、交渉力、プレゼンテーション、マーケティングなど)
- 管理部門(業務知識、業務プロセス管理、事務処理能力、状況対応など)
3. マネジメントスキル:主に管理者以上に求められる行動
- 人材マネジメント(人事管理、組織統制、指導援助、能力開発、指示命令)
- 業務マネジメント(戦略思考、プロセスマネジメント、ナレッジマネジメント、リスクマネジメント、コストマネジメント)